1980年代をを生きた人なら誰もがでも証言できるように、新しいエクスプローラーは、ツートン仕様のスポーツロレックスの系譜を受け継いでいます(参考記事「コンビ時計はダサい!?ゴールドとスティールは格好良い組み合わせだ」)。それでも、2021年4月にロレックスがこの時計を発表したときには、少なからず怒りの声が上がりました。エクスプローラーのような純粋なツールウォッチが、ツートンの領域に押し込まれることに我慢できなかったのでしょう。けれども、実際多くの前例があるのです。実はまったく新しいことでも、正直なところ驚くことでもありません。
歴史的に見て、ロレックスは半世紀以上も前からGMTマスターとサブマリーナーのツートンモデルを製造してきました。ツートンモデルは非常にコレクション性が高く、よく見られる仕様でもあります。インキーブルーダイヤルのツートン仕様のサブや、ジュビリーブレスレットの付いた“ルートビア”GMTを腕に巻いた人がいても、目くじらを立てることはないのではないでしょうか?
ロレックス サブマリーナ 29800 円 本物スーパーコピーロレックス新型 サブマリーナ 116610LN デイト ブラック
型番 116610LN
商品名 新型 サブマリーナデイト
文字盤 ブラック
材質 SS
ムーブメント 自動巻
タイプ メンズ
サイズ 40
付属品 ギャランティ(国際保証書)、純正箱 内箱、外箱
超希少 ロレックスコピー GMT-Master II 116710 LN Pro-Hunter
型番116710
機械自動巻き
材質名ステンレス 陶磁
タイプメンズ
文字盤色ブルー
文字盤特徴ローマ
ケースサイズ40.0mm
機能デイト表示
付属品内・外箱
ギャランティー
本物写真
そして、もっとハードコアなものになると、例えばディープシースペシャルはどうだったでしょうか? 1960年、トリエステ号の外壁に取り付けられてマリアナ海溝を探検するために作られた、ロレックスではツールウォッチのなかのツールウォッチです。重厚でゴツゴツしていて、腕時計とは形容できないようなダイバーズウォッチなのです。しかし、これもツートン仕様でした。「TalkingWatches レザ・アリ・ラシディアン氏と腕時計を語る」に掲載されているスティールとイエローゴールドの2色使いのディープシースペシャル №1を見れば、その輝きがわかります。さて、バイメタル構造のせいで、この時計の頑丈さやタフさが損なわれていると仰るのであれば、冗談抜きで教えてください。お待ちしております。
歴史的な前例だけでは物足りないという方は、ここ数年のロレックスのプロフェッショナルモデルの動向を振り返ってみてください。そうすればエクスプローラーがプレシャスメタルの領域に進出したことは、驚くことではないことがわかるでしょう。デイトナはゴールドモデルが急増し、サブマリーナーにはツートン、イエローゴールド、ホワイトゴールドのモデルが登場し、GMTマスターはホワイトゴールドにメテオライトダイヤル、エバーローズ×スティールのツートンモデルなどが登場しました。ロレックスは、スポーツウォッチを単なるスティール製のツールウォッチではないと考えているようで、エクスプローラーはその思想を受けたモデルなのです。どうしても我慢できないという方には、フルステンレススティールモデルも用意されているのでご安心を。